
こんにちは!デザイナーのはまねこです。
前回は、私がどれだけ絵本を愛しているかについてお話ししました。今回はその続きとして、特に心に残っている絵本をご紹介したいと思います。
絵本って、文字は少ないですが、ページをめくるたびに一枚一枚の絵が語りかけてくるようで、見ていて本当に飽きません。対象は子どもかもしれないけれど、どこか大人の心にもそっと寄り添ってくれるような力があります。
「かつて子どもだったすべての人へ」
誰でもそうですが、今絵本を作っている作家さんたちも出版社の担当者さんもかつては子どもだった訳ですよね。そう考えると、絵本が好きだった子ども時代の自分を思い出しながら、未来の子どもたち、そして過去の自分自身に(こんなのどう?)と語りかけながら制作されるのかもしれません。
猫好きに捧げる!猫が主役の絵本
猫は自由気ままで、ちょっとミステリアス。でもふとした瞬間に人懐っこくなったり、見ているだけで想像がふくらむ存在です。そんな猫の「言葉にしがたい魅力」は、昔から多くの画家や作家たちにインスピレーションを与えてきました。
私も家で2匹の猫と暮らしていることもあり、猫を題材にした絵本はつい手に取ってしまいます。そんな中からオススメの猫絵本を紹介します。
絵本のキャプションから、絵本ナビの作者ページにリンクしてあります。詳しい情報など載っていますので、よろしければ飛んでみてください。
思わず笑ってしまう、おもしろ絵本
ヨシタケシンスケさんについては前回のブログで少し触れましたが、ヨシタケさんと鈴木のりたけさんの思わず笑ってしまう絵本を紹介します。どれも大好きで選ぶのが大変でしたが、3冊ずつ選びました。
ヨシタケシンスケさんの作品はどれもクスッと笑えるのですが、「このあとどうしちゃおう」は読後に少ししんみりします。
鈴木のりたけさんも有名な作家さんでたくさん作品を出しています。大ピンチずかんはパート3まであって、しごとばは6冊。しごとばシリーズは、パパの仕事はどれだろう?などと、社会への入り口にも最適な一冊。どれも絵が素晴らしいので、ぜひ読んでみてほしいです。
今の絵本に自分が子どもの頃に出会っていたら、どんなにドキドキしてどんなに笑ったかなぁ…と思うと、今の絵本の充実さが羨ましい気持ちです。でも、何十年経っても色褪せない名作が残っているのも確かで、あ!これ読んだなぁ、とか、怖かったんだよなぁ、絵が…とか、図書館の絵本コーナーを覗くと思わぬところから記憶が引き出されて面白いですよ。