ロゴ作成のはじめの一歩 〜ロゴ完成まで〜

こんにちは、デザイナーのはまねこです。

これまで2回にわたりお届けしてきた、ロゴ制作のステップ。
最終回となる今回は、「BOOK&CAFE らいふぼーと」のロゴを3つの方向性で完成させました!

▶︎前回の記事はこちら

たとえば「BOOK & CAFE」の頭文字「B」と「C」、そして本やコーヒー、笑顔など、カフェのイメージをキーワードにして、いろんな組み合わせやカタチを試してみます。

まずは、ラフスケッチからスタート!

私が最初にするのは、ノートにざっくりと描いてみること。
テーマは「BOOK & CAFE らいふぼーと」。
頭文字の「B」「C」、そして本・コーヒー・笑顔といったイメージをヒントに、思いつくままラフを描いていきます。

どんな“要素”を組み合わせる?

マークを考えるときに使うのは、こんな要素たち

  • イニシャル(例:BとC)
  • 業種を表すモチーフ(本・カップ・椅子 など)
  • 雰囲気を伝える記号(笑顔・吹き出し・手書き感)

たとえば「本のカタチの中にBとCを入れてみる」とか、
「コーヒーカップに顔をつけてみる」とか…
アイデアを広げる段階では、うまく描けなくてもOK!
あとで整えていけば大丈夫です。

ロゴ&マーク、3つのバリエーション

A:落ち着いた図書館のような空間に

本の形に「B」「C」を収めたマーク。
中央のしおりのようなモチーフが、知的で落ち着いた印象を与えてくれます。

フォントも明朝体を使って、静かな時間が流れるブックカフェをイメージしました。


B:元気で親しみやすい漫画カフェ風!

にっこりフェイスがついたカップマークで、明るく親しみやすい印象に。
文字の並びは “CAFE&BOOK” にして、マークの「CB」と自然にリンクするように配置しました。

オレンジ×ネイビーの配色も元気でアクティブな雰囲気を演出します。


C:カルチャー系にぴったりのゆるやかデザイン

線画スタイルのマークは、ノートや本のような形に「B&C」をレイアウト。
手書き風のロゴフォントと合わせて、やさしく自由な空気感に。

ピンク×グリーンの配色もやわらかく、アニメ・ライトノベル好きが集うような雰囲気です。実用的なロゴに近づきます。

ロゴは「伝えるデザイン」

ロゴは単なる装飾ではなく、お店の想いや雰囲気を“パッと伝えるためのツール”です。

  • どんなお客さんに来てほしい?
  • どんな時間を過ごしてもらいたい?

そんなことを考えながらフォントや色、形を選んでいくと、
自分らしい「伝わるロゴ」が見えてきます。

ロゴづくりのステップまとめ

1.イメージづくり:どんなお店?どんな雰囲気?

2.フォント選び:印象に合った文字を探す

3.マークのラフ:紙に描いてみる(今回のように!)

4.整えて配置:色やバランスを整えて完成!

おつかれさまでした!

3回にわたってお届けしてきたロゴ制作の流れ、いかがでしたか?
これからロゴを考える方、起業や個人活動を始める方のヒントになれば嬉しいです。

読んでくださって、ありがとうございました!

使用フォント(参考)

  • A:A-OTF リュウミン Pr6N L-KL
  • B:ヒラギノ角ゴ Std W8
  • C:セプテンバーN3(アウトライン加工あり)

💡ワンポイント:
ロゴとマークを別パーツで作っておくと、SNSアイコンやショップカードなどでも応用しやすくなりますよ!

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