新しい芸術の楽しみ方!没入型美術展について


こんにちは!デザイナーのはまねこです。
少し前の経験になるのですが、没入型展覧会「ゴッホアライブ」に行ってきました。

普段美術展といえば、なるべく静かに、そそそーっと移動しながら「失礼します…絵を拝見させていただきます」という畏まった雰囲気ですが、没入型の展覧会は全く違うんです!初体験で驚いた私が、没入型展覧会の魅力についてお伝えします。

没入型美術展の魅力って?

1 五感でアートを楽しめる
2 写真や動画を自由に撮れることが多い
3 子どもから大人まで楽しめる
4 新しい技術とアートのコラボレーション!
5 アートの裏側やストーリーも体験

1 五感でアートを楽しめる

伝統的な美術館は「見る」ことが中心ですが、没入型美術展では、巨大なビジョンと音楽などを組み合わせた映像・音・光・香り・空間を駆使して、まるで作品の中に入ったかのような体験ができます。

ゴッホの「ひまわり」や「星月夜」が巨大なスクリーンいっぱいに映し出され、音楽とともに花が咲いたり星が流れる演出など。大人になって、思わず(わぁ……)と言葉を失う体験は久しぶりでした。

2 写真や動画を自由に撮れることが多い

通常の美術館では撮影NGが多いですが、没入型アートはSNS映えを意識した、自由に撮影OKな展示がほとんど。巨大な絵の中に入って写真を撮るエリアや、イルミネーションやひまわり畑など、フォトジェニックな映え空間も用意されています。

3 子どもから大人まで楽しめる

難しい知識がなくても、直感的に楽しめるのがポイント。静かに見るというよりは体験が中心になるので、アートに興味がなくても、「楽しい!きれい!」と感じやすく、家族連れやカップルにも人気です。

4 新しい技術とアートのコラボレーション!

プロジェクションマッピングや、触ると反応するインタラクティブ技術、VR・ARなどの最先端の表現技術を駆使することで、はるか昔の絵画に現代のクリエイターたちがインスピレーションを受け、新たなアートディレクションとして再解釈・昇華しています。その革新的なスタイルから、「未来の美術館」と称されることもあります。

5 アートの裏側やストーリーも体験

たとえば、画家の人生や、作品が生まれた背景などを映像やナレーションで丁寧に紹介してくれるので、作品をより深く楽しめます。

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原田マハさんの「たゆたえども沈まず」という小説はゴッホの生涯を題材にしているのですが、彼の生きているうちに評価されなかった大変な人生を読んでいたのもあり、こんなに遠く離れて時代を超えて、たくさんの人があなたの芸術に触れて言葉を失くしていますよ…と思わず目頭が熱くなってしまいました。

名古屋では今、没入型のモネ展が開催されているので、絶対に行かなくては!!!と楽しみにしています。ちなみに印象派時代を生きたマティス、ドガ、セザンヌ、モネを題材にした原田マハさんの小説「ジヴェルニーの食卓」を読んでから行けば、もっと楽しめると思いますよ。

そうそう。ゴッホといえば、図書館で借りた、ゴッホの名画を“原寸大”で再現した図録『ゴッホ原寸美術館・100% Van Gogh』もとても面白かったです。印刷会社に勤めていた経験からも、「どうやってデータ化したの?」「この色再現、すごい!」と技術的にも興味津々。

インクの盛り上がりや筆致の繊細さまで、間近に体感できるのはもちろん、全56作品の年代から当時のゴッホの状況なども丁寧に解説されていて、読み応えも◎。

いろんな画家さんのバージョンもあるので、オススメです!

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