iPhone 17 Pro Max レビュー ~iPhone 14 Pro Max からの買い替え~

目次

外観デザイン

今回は新色コズミックオレンジを選びました。

少しくすんだ色で落ち着いた感じ。本体は艶のないマットな仕上げです。

この色は、これまでのiPhoneシリーズにはない新鮮さがあります。落ち着いたカラーが多かった従来モデルに比べ、鮮やかでありながら力強さを感じさせる色合いです。経営者として日常的に人前に出る場面でも、派手すぎず適度に存在感を演出できます。

一方で、背面のカメラユニットの出っ張りは依然として気になるポイントです。デスクに置くとガタつき、ケースなしではやや不安定さを感じます。ただ、私は ROOT CO.製のカバー を装着することで、この出っ張りがほとんど気にならなくなりました。

他のカバーと比べてやや高価ですが、堅牢性のあるデザインで、これまで使ってたストラップが流用できました。

UIデザイン

UIの進化も大きなポイントです。半透明のパーツには球面ガラスのような処理が施され、操作中にリッチな質感を感じられます。これは単なるデザインの遊びではなく、情報を直感的に把握しやすくする工夫でもあります。

また、アイコンデザインはフラット一辺倒から変化し、エンボス調でわずかな立体感が与えられるようになりました。これはiOS側がアイコン画像を解析し、自動的に立体的に見せる処理を行っていると思われます。結果として、どのアプリを置いても統一感が出て、整理されたデスクのように画面全体が引き締まります。

カメラ性能

カメラは今回の進化の中でも特に大きな部分です。手ぶれ補正の効きが向上し、画質もさらに磨かれました。特に動画撮影において、フルHDでの映像は現役のビデオカメラと遜色ないレベルに達しています。お客様とのイベント撮影や、会社の広報素材づくりにiPhoneを使うことも十分現実的になりました。

さらに特筆すべきは 暗所での撮影性能 です。夜景や薄暗い会議室での撮影でも、以前の14 Pro Maxよりも明らかにノイズが少なく、被写体の輪郭や色がしっかりと表現されます。経営者が多いビジネスの場では、懇親会や夜の会食で写真を撮る機会も少なくありません。そうしたシーンで「この一枚をSNSやHPに使える」と思える画質が得られるのは、大きな進化です。

iPhone 14 Pro Max と 17 Pro Max のカメラ比較

項目iPhone 14 Pro MaxiPhone 17 Pro Max
メインカメラ48MP, f/1.78, センサーシフトOIS48MP Fusion Main, f/1.78, 第2世代センサーシフトOIS
超広角12MP, f/2.248MP Fusion Ultra Wide, f/2.2
望遠12MP, 光学3倍48MP 4倍望遠 (100mm) + 光学品質8倍望遠
フロント12MP, f/1.918MP, f/1.9, Center Stage対応

ディスプレイ性能

ディスプレイは最大輝度が3,000ニトまで向上し、直射日光下でも見やすさが改善されています。さらに反射防止コーティングも強化され、会議室の蛍光灯下や屋外イベントでも視認性は確かに良くなっています。

ただし、日常的な利用においては、14 Pro Maxでも十分高品質だったため、「劇的に違う」と感じる場面は少ないのが正直なところです。読書や資料確認、SNSチェックといった一般的な用途では差は小さく、極端な明暗条件で初めて違いがわかる印象です。

処理性能

A19 Proチップを搭載し、処理能力やグラフィック性能は確実に強化されています。とはいえ、メール・チャット・カレンダー管理といった日常業務では14 Pro Maxでもストレスはほとんどありませんでした。現時点では違いを強く感じませんが、動画編集やAR/VRプレゼン資料の表示といった重めの処理で本領を発揮するでしょう。

経営者視点では「将来的な余裕」としての価値があります。4年間使う前提で考えると、今後のアプリの進化にも十分対応できる安心感があるのは大きいです。

バッテリー

バッテリーは効率化され、持ちは向上したとされています。ただ、日常的なメール・通話・Web利用では14 Pro Maxとの差をまだ実感できていません。とはいえ、出張や長時間の会議・撮影を重ねる中で、その差が見えてくると期待しています。

操作性

サイドボタンがカスタマイズ可能になったのは便利です。私はカメラ起動を割り当てていますが、商談や現場視察の際に即座に撮影できるのは非常に実用的です。メモアプリやボイスレコーダーを設定すれば、経営者にとって重要な「即時記録ツール」として活用できます。

また、SIMスロットが完全に廃止され、eSIM専用 になったことも大きな変化です。さらに本モデルは SIMフリーがデフォルト で提供されており、キャリアの縛りから解放されました。海外出張の多い経営者にとっては、現地eSIMをオンラインで即日追加できるのは大きな利点です。

支払いプラン

今回の買い替えでは、iPhone 14 Pro Max を下取りに出し、残っていた48回払いの24回分が免除。そのまま17 Pro Max の新しい48回払いが始まり、完済は4年後になります。

月々の負担をほとんど変えずに最新機種へ移行できたことは、資金繰りを意識する経営者にとって大きな魅力です。無理なく最新環境を維持できる点は、Appleの下取り・分割制度をうまく活用する価値を感じました。

まとめ

iPhone 17 Pro Max は、カメラ性能とUIデザインの進化が際立つモデルです。特に暗所での写真品質向上は、ビジネスの場面で大きな武器になります。ディスプレイや処理性能の差は体感的には小さいものの、将来を見据えた余裕を考えれば投資価値があります。

さらに、サイドボタンのカスタマイズやeSIM化、SIMフリーデフォルトといった操作性の変化は、経営者の日常業務に直結するメリットです。下取り制度によって負担を増やさず買い替えられる点も含め、「長く使う前提で、最新の機能を安心して導入したい経営者」にこそおすすめできる一台 です。

  • URLをコピーしました!

Contact us

ご質問・ご相談等ございましたらお気軽にご相談ください。

  • フォームでのご相談
    フォームでのご相談

    ホームページ制作、運用・更新における
    ご相談はお気軽にご連絡ください。

    お問い合わせ・ご相談
  • お電話でのお問い合わせ
    お電話でのお問い合わせ

    お電話でのご相談も随時受け付けております。
    見積依頼などもお気軽にご連絡ください。

    052-700-8712 平日 10:00~19:00
目次