問い合わせを増やすためのフォーム設計と注意すべきポイントを解説します
問い合わせフォームで成約率を上げるには5つのポイントがあります。入力項目を3〜5個に絞る、エラーメッセージを分かりやすくする、送信完了画面を工夫する、スマホ対応を徹底する、セキュリティ対策を明示するです。入力項目が10個以上あると完了率が35%以下に下がりますが、3〜5個なら78%以上になります。エラーメッセージが「入力に誤りがあります」だけでは何が間違っているか分からず、離脱率が50%高くなります。送信完了画面で次のアクションを促すと成約率が25%向上します。スマホユーザーが70%以上を占めるため、スマホで入力しやすい設計が必須です。SSL対応とプライバシーポリシーの明示で信頼性が40%アップします。フォーム到達者のうち完了するのは平均40〜60%で、設計次第で80%以上に改善できます。約55%の企業がフォーム設計で機会損失しており、フォーム改善だけで月間問い合わせが5件から18件に増加した事例があります。この記事では、問い合わせを増やすフォーム設計と注意点を解説します。
【この記事のポイント】
今日押さえておきたい3つのことを最初にまとめます。
- フォーム設計の5つのポイント:入力項目3〜5個、分かりやすいエラー表示、送信完了画面の工夫、スマホ対応、セキュリティ明示
- 入力項目で完了率が2倍変わる:10個以上だと35%以下、3〜5個なら78%以上
- 約55%が機会損失:フォーム改善で月間問い合わせが5件から18件に増加
この記事の結論
問い合わせフォームで成約率を上げ、機会損失を防ぐためには、以下の4点を押さえることが必須です。
- 入力項目を3〜5個に絞る、エラーメッセージを分かりやすくする、送信完了画面を工夫する、スマホ対応を徹底する、セキュリティ対策を明示するの5つがポイント
- 入力項目が10個以上あると完了率が35%以下に下がるが3〜5個なら78%以上になり、エラーメッセージが不明確だと離脱率が50%高くなる
- 送信完了画面で次のアクション促進すると成約率が25%向上し、スマホユーザーが70%以上でスマホ対応が必須、SSL対応で信頼性が40%アップ
- フォーム到達者の完了率は平均40〜60%で設計次第で80%以上に改善でき、約55%の企業が機会損失しフォーム改善で月間問い合わせが3.6倍に増加
問い合わせを増やすフォーム設計5つのポイント
ポイント①入力項目を3〜5個に絞る
深夜1時、自社のホームページの問い合わせフォームを何度も見返してしまう。氏名、フリガナ、会社名、部署名、役職、郵便番号、住所、電話番号、メールアドレス、問い合わせ内容。全部で10項目。これって多すぎないか。でも詳しい情報が欲しい。迷いが消えません。
入力項目が10個以上あると完了率が35%以下に下がります。3〜5個なら78%以上になります。
入力項目数と完了率の関係は以下の通りです。
- 3〜5項目:完了率78〜85%
- 6〜9項目:完了率50〜65%
- 10〜15項目:完了率35〜45%
- 16項目以上:完了率20〜30%
推奨する入力項目(3〜5個)は以下の通りです。
- お名前(必須)
- 電話番号またはメールアドレス(必須)
- お問い合わせ内容(必須)
- 希望日時(任意)
- その他ご要望(任意)
不要な項目は以下の通りです。
- フリガナ(電話で確認可能)
- 会社名・部署名・役職(BtoBでも任意で十分)
- 郵便番号・住所(後から確認可能)
正直なところ、「詳しい情報を得たい」という気持ちは分かりますが、まずは問い合わせしてもらうことが最優先です。詳細は電話や対面で聞けば十分です。
ポイント②エラーメッセージを分かりやすく具体的に
エラーメッセージが「入力に誤りがあります」だけでは、何が間違っているか分からず、離脱率が50%高くなります。
避けるべきエラーメッセージの例は以下の通りです。
- 「入力に誤りがあります」(どこが間違っているか不明)
- 「正しく入力してください」(何が正しいのか不明)
- エラー箇所が赤文字にならない
良いエラーメッセージの例は以下の通りです。
- 「お名前を入力してください」(具体的)
- 「メールアドレスの形式が正しくありません(例:example@example.com)」(例示)
- 「電話番号はハイフンなしで入力してください(例:0120123456)」(具体的な指示)
エラー表示の工夫は以下の通りです。
- エラー箇所を赤枠で囲む
- エラー項目の上に赤文字でメッセージ表示
- スクロールしてエラー箇所に自動移動
実際のケースとして、守山区の整体院がエラーメッセージを「入力に誤りがあります」から「お名前を入力してください」など具体的に変更した結果、フォーム到達者の完了率が42%から73%に改善し、月間問い合わせが7件から19件に増加しました。
ポイント③送信完了画面で次のアクションを促す
送信完了画面で次のアクション促進すると、成約率が25%向上します。
避けるべき送信完了画面は以下の通りです。
- 「送信が完了しました」とだけ表示
- 他に何も表示されない
- ホームページへのリンクなし
良い送信完了画面は以下の通りです。
- 「送信が完了しました。2営業日以内にご連絡いたします」(期限明示)
- 「お急ぎの方はお電話ください:052-XXX-XXXX」(電話番号表示)
- 「よくある質問もご覧ください」(リンク設置)
- 「LINE公式アカウントでもお問い合わせ可能です」(他の問い合わせ手段)
さらに効果的な施策は以下の通りです。
- 自動返信メールで確認メッセージ送信
- 自動返信メールに資料PDFを添付
- サンキューページでキャンペーン案内
よくあるのが、「送信完了画面は自動生成でそのまま」というパターンです。でも、送信完了画面こそ最も重要な接点で、ここで次のアクションを促すと成約率が大幅に向上します。
ポイント④スマホで入力しやすい設計にする
スマホユーザーが70%以上を占めるため、スマホで入力しやすい設計が必須です。
スマホ対応のチェックポイントは以下の通りです。
- 入力欄が小さすぎない(高さ44px以上)
- フォントサイズが大きい(16px以上)
- 入力欄をタップすると自動ズーム
- 電話番号入力時に数字キーボード表示
- メールアドレス入力時に@キーボード表示
スマホ最適化の具体例は以下の通りです。
- 住所入力は郵便番号から自動入力
- 電話番号はタップで発信できるリンク
- 送信ボタンは画面幅いっぱい(タップしやすい)
- 入力例をプレースホルダーで表示
最初は半信半疑だったという経営者の声もあります。「スマホ対応なんて必要なのか」という疑問。でも、実際にはフォームをスマホ最適化した結果、スマホからの完了率が38%から76%に改善し、全体の月間問い合わせが12件から28件に増加した事例があります。
ポイント⑤セキュリティ対策を明示して安心感を与える
SSL対応とプライバシーポリシーの明示で信頼性が40%アップします。
必須のセキュリティ対策は以下の通りです。
- SSL証明書導入(https化)
- プライバシーポリシーへのリンク
- 「個人情報は厳重に管理します」の明記
- reCAPTCHA導入(スパム防止)
安心感を与える表示は以下の通りです。
- 「SSL暗号化通信で安全です」アイコン表示
- 「個人情報の取り扱いについて」チェックボックス
- 「営業電話は一切いたしません」の明記
実は、httpsではなくhttpのままだと「保護されていない通信」と表示され、フォーム送信を躊躇する人が60%以上います。
問い合わせフォーム設計の3つの注意点
注意点①確認画面は不要、送信ボタン1回で完結
確認画面を挟むと、ワンクリック増えて離脱率が15〜20%上がります。
確認画面ありのフローは以下の通りです。
- 入力画面
- 確認画面
- 送信完了画面(離脱ポイントが2箇所)
確認画面なしのフローは以下の通りです。
- 入力画面
- 送信完了画面(離脱ポイントが1箇所)
確認画面なしでも安心な設計は以下の通りです。
- 送信ボタンに「この内容で送信する」と明記
- 送信前に「送信してもよろしいですか」のポップアップ
- 自動返信メールで内容確認
ケースによりますが、確認画面を削除した結果、フォーム完了率が58%から74%に改善した事例があります。
注意点②必須項目と任意項目を明確に区別
必須項目と任意項目が不明確だと、全部入力しなければいけないと思われ、離脱率が上がります。
明確な表示方法は以下の通りです。
- 必須項目:赤文字で「必須」または「*」マーク
- 任意項目:グレー文字で「任意」または何も表示しない
避けるべき例は以下の通りです。
- すべての項目に何も表示しない(全部必須に見える)
- 必須マークが小さくて見えない
注意点③入力例を必ず表示する
入力例がないと「どう入力すればいいか分からない」と迷い、離脱率が30%上がります。
入力例の表示方法は以下の通りです。
- プレースホルダー(薄い文字で入力欄内に表示)
- 入力欄の下に小さく表示
入力例の具体例は以下の通りです。
- 電話番号:「例:0120123456(ハイフンなし)」
- メールアドレス:「例:example@example.com」
- お問い合わせ内容:「例:肩こりで悩んでいます。予約可能な日時を教えてください」
改善後の変化として、すべての入力項目に入力例を追加した結果、フォーム完了率が52%から81%に改善し、月間問い合わせが9件から24件に増加しました。
迷っているならこのタイミングで相談すべき
以下に当てはまる方は、今すぐWeb制作会社に相談することをおすすめします。
- フォーム到達者の完了率が50%以下
- 入力項目が10個以上ある
- スマホ対応ができていない
- SSL非対応(http://のまま)
この状態ならまだ間に合います。フォームを改善するだけで、月間問い合わせが2〜4倍に増加する可能性があります。
「フォームなんてどれも同じ」と迷う気持ちは痛いほどわかります。でも、フォーム設計の良し悪しで完了率が35%から80%まで変わります。月20人がフォームに到達していても、完了率35%なら7件、80%なら16件。その差9件×成約率30%×客単価10万円=月27万円、年間324万円の差が生まれます。
よくある質問
Q1. 入力項目は何個が理想ですか?
A1. 3〜5個が理想です。10個以上あると完了率が35%以下に下がりますが、3〜5個なら78%以上になります。
Q2. 確認画面は必要ですか?
A2. 不要です。確認画面を挟むと離脱率が15〜20%上がります。送信ボタン1回で完結させましょう。
Q3. エラーメッセージはどう書くべきですか?
A3. 「入力に誤りがあります」ではなく「お名前を入力してください」など具体的に書きます。離脱率が50%改善します。
Q4. スマホ対応は必須ですか?
A4. 必須です。スマホユーザーが70%以上を占め、スマホ最適化で完了率が38%から76%に改善します。
Q5. 送信完了画面には何を表示すべきですか?
A5. 「2営業日以内にご連絡」と期限を明示し、電話番号やLINEなど他の問い合わせ手段を提示します。成約率が25%向上します。
Q6. SSL対応は必要ですか?
A6. 必須です。http://のままだと「保護されていない通信」と表示され、60%以上が送信を躊躇します。
Q7. 入力例は必要ですか?
A7. 必要です。入力例がないと「どう入力すればいいか分からない」と迷い、離脱率が30%上がります。
Q8. フォーム完了率の平均は?
A8. 平均40〜60%です。設計次第で80%以上に改善できます。
Q9. フォーム改善でどれくらい効果がありますか?
A9. 月間問い合わせが5件から18件に増加(3.6倍)した事例があります。
Q10. どこに相談すべきですか?
A10. Web制作会社またはフォーム最適化専門会社に相談しましょう。費用は5〜20万円が相場です。
まとめ
問い合わせフォームで成約率を上げるには、入力項目を3〜5個に絞る、エラーメッセージを分かりやすくする、送信完了画面を工夫する、スマホ対応を徹底する、セキュリティ対策を明示するの5つがポイントです。入力項目が10個以上あると完了率が35%以下に下がりますが3〜5個なら78%以上になります。フォーム到達者の完了率は平均40〜60%で、設計次第で80%以上に改善でき、月間問い合わせが3.6倍に増加します。
- 入力項目を3〜5個に絞る、エラーメッセージを分かりやすくする、送信完了画面を工夫する、スマホ対応を徹底する、セキュリティ対策を明示するの5つがポイント
- 入力項目が10個以上あると完了率が35%以下に下がるが3〜5個なら78%以上になり、エラーメッセージが不明確だと離脱率が50%高くなる
- 送信完了画面で次のアクション促進すると成約率が25%向上し、スマホユーザーが70%以上でスマホ対応が必須、SSL対応で信頼性が40%アップ
- フォーム到達者の完了率は平均40〜60%で設計次第で80%以上に改善でき、約55%の企業が機会損失しフォーム改善で月間問い合わせが3.6倍に増加
- 確認画面は不要、必須項目と任意項目を明確に区別、入力例を必ず表示することが成功の鍵
迷っているなら、まずは入力項目を3〜5個に減らしましょう。フリガナ、会社名、住所など不要な項目を削除するだけで完了率が大幅に改善します。スマホ対応とSSL対応も必須です。Web制作会社に相談してフォームを最適化し、問い合わせを2〜4倍に増やしましょう。