プレゼンテーション資料といえば、長年PowerPointが定番でした。社内会議や営業資料、セミナー資料など、多くの場面で利用されてきた実績があります。
しかし、生成AIが急速に普及した今、私は「これからはHTMLでスライドを作る時代が来るのではないか」と考えています。
もちろんPowerPointがすぐになくなるとは思いません。しかし、新しく資料を作る方法は大きく変わる可能性があります。
生成AIはHTMLとの相性が抜群
生成AIが得意としているのは「構造化されたデータ」を作ることです。
HTMLやCSS、JavaScriptはルールが明確なため、AIは非常に高い精度でコードを生成できます。
一方、PowerPointは専用ファイル形式であるため、細かなレイアウトやデザインの調整が必要になる場面も少なくありません。
HTMLなら、「タイトル」「本文」「画像」「表」などの構造をAIが理解しやすく、修正や再生成も簡単です。
最近では、Markdownで文章を書くだけで、美しいHTMLスライドを自動生成するツールも増えてきました。
つまり、人は内容を考え、AIが見栄えの良いスライドへ仕上げるという流れが現実になりつつあります。
システムと連携できることが最大の強み
HTMLスライドの最大の魅力は、システムとの連携が簡単なことです。
例えば、
- 売上データをデータベースから自動で取得する
- Google AnalyticsやSearch Consoleの最新データを表示する
- 社内システムからリアルタイムの数値を読み込む
- 地図やグラフを自動更新する
このようなことが比較的簡単に実現できます。
PowerPointでは、一度資料を作ると更新のたびに手作業が必要になりますが、HTMLならページを開くだけで常に最新情報を表示できます。
これは、今後ますます重要になるポイントでしょう。
アニメーションも自由自在
HTMLだからといってデザインが劣るわけではありません。
CSSやJavaScriptを利用すれば、
- スライドの切り替え
- フェードイン
- ズーム
- スクロールアニメーション
- クリックによる表示切り替え
など、PowerPoint以上に自由な表現ができます。
しかも、ブラウザがあればWindowsでもMacでもタブレットでも同じように表示できます。
専用ソフトをインストールする必要もありません。
AI時代は「資料」もWebコンテンツになる
これからの資料は、一度作って終わりではありません。
AIが内容を更新し、システムと連携し、最新データを表示する「生きた資料」へと変化していくでしょう。
HTMLで作られたスライドは、そのままホームページに掲載したり、社内ポータルで共有したり、営業資料として利用したりと、用途を広げることもできます。
つまり、「プレゼン資料」と「Webページ」の境界が、これからはどんどん曖昧になっていくのではないでしょうか。
まとめ
PowerPointはこれからも多くの企業で使われ続けるでしょう。しかし、生成AIを最大限に活用するという視点では、HTMLベースのスライドには大きな可能性があります。
AIはコードを書くことが得意です。そしてHTMLは、その力を最も発揮しやすい表現方法の一つです。
私自身、今後はPowerPointでゼロから資料を作るよりも、AIにHTMLスライドを生成してもらい、必要に応じて修正していくスタイルが主流になっていくと考えています。
数年後、「プレゼン資料はHTMLで作るのが当たり前」という時代が来ても、不思議ではないのかもしれません。
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