
ディレクションとコーディングを担当している井原です。
弊社では、ホームページ制作をご依頼いただいたお客様に対して、ご希望に応じて「月1回のオンラインミーティング」をご提供しています。
その中で中心となるのが、Googleアナリティクスを活用した効果検証と改善提案(PDCA)です。
なぜアフターフォローが必要なのか?
ホームページは、ただ存在しているだけでは十分な集客や問い合わせに結びつきません。
大切なのは、「どんな人が」「どこから来て」「どのページで何をしたのか」といったデータを元に、改善を積み重ねていくこと。これを可能にするのが、Googleアナリティクスです。
Googleアナリティクスを活用した効果的なオンラインコンサルティングでは、単なるアクセス解析にとどまらず、クライアントのビジネス目標や施策に直結する“意思決定支援”を提供することが重要です。以下は、オンラインコンサルにおけるGoogleアナリティクス活用の具体的なアプローチです。
1・ヒアリングフェーズ:目的・KPIの明確化
Googleアナリティクスのデータ分析の前に、以下を明確にします。
- ビジネスゴール(例:EC売上向上、問い合わせ数増加、会員登録の促進など)
- KPI(例:CVR、セッション数、直帰率、ユーザー属性など)
- ターゲットペルソナ(誰が主な顧客か)
- 施策の現状(SNS広告、SEO対策、LPなど)
2・分析フェーズ:データから課題を抽出
正確なデータ取得のための設定が非常に重要です。
分析項目 | 目的 |
---|---|
ユーザー属性(年齢、性別、地域) | ペルソナとの一致確認 |
流入チャネル分析(Organic, Direct, Social etc.) | 集客効果の評価 |
LPやページごとの離脱率 | UX(ユーザーエクスペリエンス)の問題点特定 |
コンバージョン経路(ファネル分析) | どこで離脱しているかの把握 |
新規 vs リピーター分析 | 顧客定着率の確認 |
3・改善提案フェーズ:施策の提案とABテスト
分析結果をもとに、以下のような改善提案を行います。
- 離脱の多いページのUI(ユーザーインターフェース)改善
- 成果が出ているチャネルに広告投資を集中
- SEO強化施策(高CVRキーワードに注力)
- ABテストの設計と実施
- リマーケティング広告の提案
4・レポーティングとPDCA
毎月のレポートで、改善の効果を定点観測します。
- 前回施策の効果(数値変化)
- 新しい仮説と打ち手
- 現状KPIとのギャップ分析
- 次回の課題・施策方針
ホームページは「作って終わり」ではありません。
むしろ、公開後の運用こそが、成果に直結する重要なステップです。
弊社では、“データに基づく改善の積み重ね”をお客様と一緒に行う伴走型サポートをご提供しています。
Googleアナリティクスを活用し、着実に成果につなげていきましょう。
お問い合わせ、ご相談いつでもお待ちしております。